初めまして!アールです。ネット回線やWi-Fiの難しい情報をわかりやすく皆さんに伝えていきます。
速度の安定した光回線を契約するには、光回線の速度や通信方式を確認することが重要なポイントとなります。
また、通信を安定させるには通信環境も影響するので、急に不安定になったという場合は接続状態を見直すことで改善させられることもあります。
こちらでは、安定した光回線を選ぶポイントや、通信が安定しない時の対処方法について紹介いたします。 auひかりの詳細はこちら
回線名 | auひかり |
---|---|
月額料金 | 戸建て:5,200円 マンション:4,100円 |
通信速度 | 最大1Gbps |
光回線評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・月額料金がスマホとセットで超お得! ・対応エリアが全国 |
キャンペーン | 最大52,000円 キャッシュバック |
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速度の安定した光回線を選ぶためのポイント
速度の安定した光回線を選ぶためのポイントが2つあります。ポイントを確認してより快適なインターネット通信を目指しましょう。
ポイント①通信速度で選ぶ
速度の安定した光回線を選ぶためのポイント1つ目は、通信速度で選ぶことです。光回線の速度は基本的には1Gbpsです。
ただし、基本的には1Gbpsですが、光回線の種類によって、2〜10Gbpsの高速回線も提供されています。
光回線を選ぶ際に速度にこだわるなら、より速度の速い回線を選ぶと良いでしょう。
ポイント②通信方式で選ぶ
通信方式 | 特徴 |
---|---|
PPPoE方式 |
・従来の通信方式 ・回線混雑時に低速になる |
IPoE IPv6方式 |
・新方式 IPv6対応サイトで快適に利用可能 |
IPoE IPv4 over IPv6方式 |
・新方式 ・IPv6に加えIPv4も快適に利用可能 |
そもそも通信方式というのは端末間でデータを送ったり受け取ったりすることで、ここではそのデータをやり取りする上でより速く快適に利用するための方式を解説しています。
PPPoE方式
PPPoE方式はIPv4で利用されている通信方式で、インターネットに接続したときのデータが「基地局→網終端装置→プロバイダ」を通って送受信される仕組みになっています。
インターネットの利用者が多いときに通信速度が遅くなるのは、いわばトンネルとも言えるデータ送受信の際に通る「網終端装置」の設備が足りず、混雑してしまうからです。
この「IPv4」というのはインターネット規格の1つです。この「IP」というのはネット接続された電子機器(スマホやパソコン)に割り当てられる固有の番号(アドレス)で、いわば住所のような役割です。
現在主に使われているのがこの「IPv4」で膨大なIPアドレスを割り当てることができますが、ほとんどの回線が使われているため、回線の混雑が起きているのです。
IPoE IPv6方式
IPoE IPv6方式はIPv6で利用される新しい通信方式で、網終端装置を通さずに直接データを送受信できるため、IPv4で混雑しているルートを回避でき通信速度が安定します。
「IPv6」は「IPv4」の新バージョンで「IPv4」を超える膨大な数のアドレス付与が可能になっています。
この2つを見るとIPoE方式が良いように見えますが、逆にデメリットもあって現在IPv6に対応しているサイトが少なくIPv4対応サイトにアクセスできない点です。
IPoE IPv4 over IPv6方式
IPoE IPv6方式のIPv4対応サイトにアクセスできない点をカバーしているのが、IPoE IPv4 over IPv6方式です。
IPv6とIPv4両方の対応サイトにアクセスでき回線の混雑を防ぎ、快適なネット通信ができます。
どのプロバイダ選べばいいかわからない時はこのIPoE IPv4 over IPv6方式を使っているプロバイダを選びましょう。
マンションの場合は配線方式を確認
配線方式 | 各戸への配線 | 特徴 |
---|---|---|
光配線方式 |
光ファイバー | 速度が速く安定している |
VDSL方式 |
電話回線 | ・料金が安い ・多くのマンションで使える ・速度が遅い ・利用者が多いと速度が低下する |
LAN配線方式 |
LANケーブル | ・接続が簡単 ・導入マンションが少ない |
マンションタイプの光回線の配線方式は3つです。
VDSL方式(電話線を利用した配線方式)の場合には、利用状況によって速度が低下する場合があります。LAN配線方式を導入しているところはあまり見かけません。
この3つの光回線の配線方式の中では、光回線方式が最も安定します。
光回線の速度は基本的には1Gbps
PPPoE方式は従来の接続方式
光回線方式が最も安定
光回線の接続が安定しない原因と対処方法
光回線の接続が安定しないときには困ってしまうでしょう。ここでは、光回線の接続が安定しない原因と対処方法を説明します。
原因①通信機器の接続状態が悪い
原因 | 対処方法 |
---|---|
ケーブルの接続状態 |
LANケーブルや光ケーブルを繋ぎ直す |
PCやスマホの接続設定 |
接続設定の確認 |
上記の表は、光回線が繋がらない時の接続状態の確認方法についてまとめています。詳しい内容は、下記のそれぞれの見出しで説明をします。
LANケーブルが途中で抜けていないか
光回線が繋がらない時は、LANケーブルや光ケーブルが緩んでいないか確認をします。途中でLANケーブルが抜けていると、回線は絶対につながらないです。
差し込んでいるつもりでも半分程度しか差し込まれていない場合もあるのです。この場合も接続が悪くなって回線はつながりません。
ケーブルをしっかりと奥まで差し込むようにしましょう。
PC・スマホの設定が正しくされているか
光回線が繋がらない時は、PCやスマホの接続設定ができているかの確認をしましょう。PC・スマホの設定が誤っている場合、つながりません。
PCやスマホの再起動してみると良いです。Wi-Fi接続の場合は、Wi-FiのIDが間違っていないか確認しましょう。
Wi-FiのIDが間違っているとWi-Fi接続はできないので、間違えないように確認をしながら設定することが大切です。
原因②ONUやルーターの不調の可能性
ランプが正常に点灯しているか
ランプが正常に点灯していないと、ONUやルーターの不調の可能性があります。ONUやルーターのランプが正常に点灯しているかを確認しましょう。
ONUというのは「光回線終端装置」のことで、光ファイバーサービス を利用したインターネット接続で使われる機器のことです。
光回線ランプが消灯していたり、点滅している場合は回線自体に異常が発生していると考えられるので、再起動をさせると良いです。
ただし、メーカーによってランプの種類や意味が異なるので、説明書やメーカーサイトで内容を確認すべきです。
機器を再起動する
ONUやルーターの不調の可能性がある場合には、そのまま放置しておくのではなく、機器を再起動すると良いです。
ルーターやONU、インターネットに接続するPCやスマホの再起動を試みましょう。インターネットに接続しているパソコンやスマートフォン/タブレットの電源をオフにします。
ルーターがある場合にはコンセントを抜いて、電源をオフにし、回線終端装置の電源も切りましょう。その後再び電源を入れなおすと良いです。
原因③ルーターの設置箇所の問題
ONUやルーターの不調の可能性がある場合には、ルーターの設置箇所の問題もあります。ルーターを設置箇所は、どこでもいいわけではありません。
壁などの遮蔽物があると電波が弱くなります。また、電子レンジなど電波の干渉を引き起こす機器の近くに置くと、接続が不安定になってしまいます。
これは、Wi-Fi(無線LAN) 商品と同じ周波数の電波を使用するためです。宅内での利用状況に合わせて、最適な設置箇所を見つけるようにしましょう。
原因④ルーターやLANケーブルのスペックの問題
無線LANルーターのスペック
無線LAN規格 | 最大速度 | 対応周波数 |
---|---|---|
IEEE802.11a |
54Mbps | 5GHz |
IEEE802.11b |
11Mbps | 2.4GHz |
IEEE802.11g |
54Mbps | 2.4GHz |
IEEE802.11n |
600Mbps | 2.4GHz / 5GHz |
IEEE802.11ac |
6.9Gbps | 5GHz |
IEEE802.11ax(Draft) |
9.6Gbps | 2.4GHz / 5GHz |
注:1000Mbps=1Gbps
上記の表は、ルーターの無線LAN規格についてまとめています。無線LANには速度・周波数の違いによって性能を6種類に分けることができます。
これを一般的にWiFi規格と呼びます。Wi-Fi規格なので、その規格のルーターが全てその速度に対応しているわけではないので注意してください。
「IEEE802.11ac」対応のルーターであれば、大体1Gbpsに対応するのでそれを1つの目安にすると良いでしょう。
LANケーブルのスペック
LANケーブルの規格 | 速度 |
---|---|
CAT8 |
40Gbps |
CAT7 |
10Gbps |
CAT6A |
10Gbps |
CAT6 |
1Gbps |
CAT5e |
1Gbps |
CAT5 |
100Mbps |
注:1000Mbps=1Gbps
上記の表は、LANケーブルの規格についてまとめています。LANケーブルの規格によって速度に差があります。
手持ちのLAN製品の規格に合わせたケーブルを選びましょう。数字が大きい方は、対応できる規格の範囲が広くなっています。
LANケーブル選びに迷ったら数字の大きいケーブルを選ぶと安心です。快適な速度で光回線を利用するならCAT6A以上のLANケーブルがおすすめです。
原因⑤インターネットの接続方式の問題
ONUやルーターの不調の可能性がある場合には、インターネットの接続方式の問題もあります。
従来の通信方式であるPPPoE方式の場合、回線の混雑に弱く利用者の多い時間帯に接続が不安定になりやすいです。
新方式のIPoE IPv6対応の光回線やプロバイダに変更することで改善できます。
LANケーブルや光ケーブルの緩みを確認
壁などの遮蔽物があると電波が弱くなる
IEEE802.11ac対応のルーターは速い
安定した通信のおすすめ光回線を紹介
ここではインターネット通信を快適に利用できるおすすめの光回線4社を紹介しています。それぞれに特徴があるので自分にあった光回線を探してみましょう。
auひかり
-
特徴①下り最大10Gbpsの超高速回線
特徴②他社違約金還元+高額キャッシュバック
特徴③auスマホとセットで割引される
auひかりは、高速通信です。下り最大10Gbpsの超高速回線ですが、このプランは、提供エリアが東京、神奈川、埼玉、千葉の一部エリアに限られます。
KDDI正規代理店NNコミュニケーションズからの契約で高額なキャッシュバックを受け取ることも可能です。乗り換えの際には違約金の負担があります。
違約金の支払いが高額だと乗り換えに躊躇してしまいますが、違約金の負担があると気軽に乗り換えられます。
さらに、auスマホとセット割引があります。auひかりとauスマートフォンをセットで利用すると、継続的に割引を受けることができるのです。
auひかりの詳細はこちら
ドコモ光
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特徴①下り最大1Gbpsの高速回線
特徴②指定オプション加入でキャッシュバック
特徴③ソフトバンクスマホとセットの割引
ドコモ光は、下り最大1Gbpsの高速回線です。通信速度が速い上に安定しているので、利用者からの評判が高いです。また、一部エリアでは最大10Gbpsの出るプランも提供しています。
動画を視聴してもゲームを利用しても途中で回線が切れることがないでしょう。フレッツ回線を利用しているので全国どこででも使うことができます。
さらに、スマホと一緒に契約をすることで、セット割引が組めるので、通信費を安くできますが、割引対象のスマホキャリアは限られています。
また、指定のオプションに加入すれば、高額なキャッシュバックを受け取ることもでき、お得度が広がるでしょう。
ドコモ光の詳細はこちら
ソフトバンク光
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特徴①下り最大1Gbpsの高速回線
特徴②他社違約金還元+高額キャッシュバック
特徴③ソフトバンクスマホとセットの割引
ソフトバンク光はフレッツ回線を利用しているため、全国の広いエリアで利用できます。そのため、フレッツ光と同品質の高速回線です。
なんと、最大1Gbpsの高速回線となっているのです。このため、インターネットをサクサク利用することができます。またプランによっては最大10Gbpsの出るプランも提供しています。
また、ソフトバンク光は、他社からの乗り換えの際に解約金の還元があるので、負担が軽減できます。ソフトバンクスマホとのセット割引もあるのです。
さらに、SoftBank光正規代理店のエヌズカンパニーからの新規お申込みで高額なキャッシュバックを受けることができます。
ソフトバンク光の詳細はこちら
NURO光
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特徴①下り最大10Gbpsの超高速回線
特徴②高額キャッシュバック
特徴③ソフトバンクスマホとセットの割引
NURO光は、下り最大10Gbpsのプランを提供している超高速回線です。かなり高速のインターネットを楽しめます。
ただし、NURO光は提供エリアが限られていますので、利用を兼用している際には、自分の利用エリアが提供エリアに含まれるかを確認しましょう。
NURO光は、キャッシュバックもあります。公式サイトでの申し込みで、開通から6ヶ月後に高額なキャッシュバッグを受けることが可能です。
さらに、割引もあり、スマホとのセット割があるので、月々の通信費が割引になります。ソフトバンクスマホと同時に契約をすることによって、割引を受けることができます。
NURO光は高速通信
ドコモ光は全国に対応
ソフトバンク光は乗り換えで工事費無料
NURO光の詳細はこちら
安定した通信のおすすめ光回線を比較
上記で紹介した光回線4社を2つの項目に分け比較しています。それぞれの光回線の通信性を見ていきましょう。
通信速度を比較
光回線名 | 下り最大 通信速度 |
標準的な プランの速度 |
---|---|---|
auひかり |
10Gbps | 1Gbps |
ドコモ光 |
10Gbps | 1Gbps |
ソフトバンク光 |
10Gbps | 1Gbps |
NURO光 |
10Gbps | 2Gbps |
上記の表は、通信速度の比較についてまとめています。高速通信を利用したいのであれば速度の速い回線を選びましょう。
ドコモ光、auひかり、ソフトバンク光、NURO光は、いずれも最大速度が同じ速度で高速通信となっています。動画を見ても止まることなく楽しむことができるでしょう。
下り最大10Gbpsの出るプランは、どの光回線も提供エリアが限られています。
IPv6サービスの対応状況で比較
光回線名 | IPv6対応状況 |
---|---|
auひかり |
対応 |
ドコモ光 |
対応 (プロバイダによって異なる) |
ソフトバンク光 |
対応 (専用機器の接続が必要) |
NURO光 |
対応 |
上記の表は、IPv6サービスの比較についてまとめています。ドコモ光、auひかり、ソフトバンク光、NURO光は、IPv6サービスに対応しています。
オプションやプロバイダの制限はあるものの、各社新方式のIPoE IPv4 over IPv6に対応しています。
ドコモ光とソフトバンク光は、IPv6サービスに対応していますが、一定の条件があります。
各回線によって通信速度は異なる
最大10Gbps出るプランはエリアが限られる
各社新方式のIPoE IPv4 over IPv6に対応
総括:通信の安定した光回線を選ぼう
光回線の速度は基本的には1Gbpsです。しかし、光回線によって速度が異なります。また、宅内機器の接続状態によっても速度が変わります。
ここで紹介をした安定した通信のおすすめ光回線は複数あり、auひかりは高速通信に対応。ドコモ光は、高速回線な上に回線も安定しています。
ソフトバンク光は他社からの乗り換えで違約金の負担。NURO光は高額キャッシュバックがあります。自分に合った光回線を契約しましょう。
回線名 | auひかり |
---|---|
月額料金 | 戸建て:5,200円 マンション:4,100円 |
通信速度 | 最大1Gbps |
光回線評価 | ★★★★★ |
特徴 | ・月額料金がスマホとセットで超お得! ・対応エリアが全国 |
キャンペーン | 最大52,000円 キャッシュバック |
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